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病災害の中のしあわせ

  • 西本照真・一ノ瀬正樹[編著]

    定価1,980円(税込)

    A5判 272ページ 並製
    ISBN 978-4-903281-53-7 C0036

「世界のしあわせ」を響創するための学際的な研究を行い、自他ともにしあわせを享受できる世界の実現に貢献することを目的として設立された、「武蔵野大学しあわせ研究所」。そのシンポジウム「不可避的な病災害のなかでのしあわせ学<序説>」をベースにして編集された「しあわせ研究所叢書」第1弾。

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【目次】

◎序章 「しあわせ」の二極性から「個人」概念の深みへ(一ノ瀬正樹)

【第1部】 現象への接近
・第1章 新型コロナウイルスのしあわせな終息にむけて(水谷哲也)
・第2章 医薬品の開発と承認審査感染症領域を中心に(永井尚美)
・第3章 働くことに内在する「つながり」の視点在宅勤務について考える(渡部博志)

【第2部】 倫理的アプローチ
・第4章 自然の脅威とレジリエンスについて考える(中板育美)
・第5章 自然災害と感染症に立ち向かう倫理(一ノ瀬正樹)
・第6章 不可避な事態と幸福学(前野隆司)
・第7章 ブッダの言葉に見る不可避の老病死としあわせ(西本照真)

【第3部】 文化からの分析
・第8章 日本における仏教と疫病の歴史(日野慧運)
・第9章 鴨長明の『方丈記』と災害(藤原克己)
・第10章 病気と向き合う仏教(石上和敬)

【第4部】 パネルディスカッション
・病災害の中のしあわせ ~自然災害とコロナ問題を踏み分けて

◎あとがき(西本照真)

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