1.コンピュータウィルス感染の注意と対策

コンピューターウイルスは、電子メールやインターネットの閲覧以外にもUSBメモリーなどの記憶媒体から感染する場合もあり、ウイルスのタイプによってさまざまな方法で感染します。ウイルスに感染してしまうと、内部のシステムの破壊や他のコンピューターへの感染などの活動が行われます。
ウイルスの被害を事前に防ぐためにも、日々の基本的な対策を心がけましょう。

コンピューターウイルスからの感染を防ぐためには、次の3点が基本的な対策です。それぞれ解説します。

対策1.ソフトウェアを最新のバージョンにする

コンピューターのOSやソフトウェアは、プログラムの不具合などを引き起こす情報セキュリティ上の欠陥(脆弱性=セキュリティホール)をもっている場合があり、これが原因となって、不正アクセスや、コンピューターウイルスの感染を引き起こします。

これらを防ぐためにはWindowsなどOSのアップデートをして、最新バージョンを使用する必要があります。普段よりOSやソフトウェアの更新情報を確認しアップデートを行うようにしましょう。

対策2.ウイルス対策ソフトウェアを導入する。

コンピューターウイルスからの攻撃や感染を防ぐ効果的な方法にウイルス対策ソフトウェアの導入があります。
コンピューターの電源がオンであるときには常に起動した状態になり、インターネットで送受信されるデータを常に監視してコンピューター内のハードディスクや、USBメモリーへの感染を防ぐことができます。

ウイルス対策ソフトは、Windowsに付属しているWindows Defenderでも構いませんが、ご不安がある方はご自身でご用意ください。

対策3.ウイルス対策ソフトウェアを最新のバージョンに更新する。

ウイルスは日々、進化をしていますので、ウイルス対策ソフトのウイルス検知用データは常に最新のものに更新しておく必要があります。また、通常は自動更新されますが、契約期間が切れると、ウイルス検知用データは更新されない場合があります。

契約期間が切れた場合は、速やかに更新の手続きをしましょう。

対策4.怪しいホームページやメールに注意する

ウイルスは悪意のあるホームページや、迷惑メールに添付して配布される特性があります。

普段より不審なメールの添付ファイルやリンクなどはむやみに開かない悪意のあると思われるホームページにはアクセスをしない、といった対策を心がけましょう。

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