Zoomでオンライン授業を受講するとき、部屋の中を人に見られたくない場合はバーチャル背景を設定すると便利です。
バーチャル背景機能を使用すると、Zoomミーティング中に背景として画像やビデオを表示することができます。
バーチャル背景の設定方法
バーチャル背景の変更方法について説明します。
事前準備:Webブラウザーで設定を有効にする(詳細クリック)
Zoomでバーチャル背景機能を利用する場合、あらかじめ設定を有効化しておく必要があります。
バーチャル背景を有効化する手順は以下の通りです。
手順1.WebブラウザーからZoomを開いてサインインします。
手順2.マイアカウントのページにある「設定」を選択します。
手順3.「ミーティング内 (詳細)」を選択します。
手順4.「バーチャル背景」の項目をオンにします。
これでバーチャル背景の設定を変更できるようになりました。
Zoomアプリのホーム画面からバーチャル背景を設定する。(詳細クリック)
バーチャル背景の変更はZoomアプリのホーム画面から以下の手順で操作します。
手順1.ホーム画面にある「設定(歯車のアイコン)」を選択します。
手順2.「背景とエフェクト」の項目を選択します。
手順3.一覧から選択または「+」のアイコンを選択して任意の画像をアップロードします。
バーチャル背景設定時の注意点
バーチャル背景を設定する際、以下のことにご注意ください。
ミーティング中に壁紙を変更する場合(詳細クリック)
Zoomはミーティング開始後の画面からでも、以下の手順で壁紙の変更が可能です。
手順1.画面下のツールバーにカーソルを移動します。
手順2.「ビデオの開始/停止」の項目の右側にある「^」を選択します。
手順3.「バーチャル背景を選択してください」(または「仮想背景を選択」)を選択します。
手順4.一覧から選択または「+」のアイコンを選択して任意の画像をアップロードします。
スマホ(iPhone)からも設定可能です。(詳細クリック)
※iPhone8以前、Android版は設定できません。
スマホからZoomのバーチャル背景設定を行う場合は、iPhone8以降の機種が必要となります。
iPhone8以前の機種と、Androidスマホでは設定できないので注意しましょう。
iPhoneからZoomの壁紙を設定する手順は以下の通りです。
手順1.ミーティング開始後に画面下のツールバーをタップします。
手順2.画面右下にある「詳細」をタップします。
手順3.「背景とエフェクト」の項目をタップします。
手順4.一覧から選択または「+」のアイコンをタップして任意の画像をアップロードします。
・背景色と服がかぶらないように注意しましょう。
・スペックが低いパソコンは利用できないことがあります。
・バーチャル背景は左右反転しています。
Zoomのレコーディング方法
Zoomのレコーディングは授業などのミーティングを録画する機能です。録画・録音・画面共有などを保存することができます。
レコーディングした授業は振り返りの材料や、欠席者への共有もできるのでとても便利です。
レコーディング方法
オンライン授業を録画する場合には、録画データをクラウドに保存する方法と、パソコンのハードディスク(ローカル)に保存する、2種類のレコーディング方法があります。手順については、下記のページをご参考ください。
クラウドに保存する場合:「クラウド レコーディングの開始」(Zoomサポート)
ローカルに保存する場合:「ローカル レコーディングを有効にして開始する」(Zoomサポート)
参考サイト:Zoomの録画は簡単!ミーティングで活用しよう
レコーディングする際の注意点
Zoomミーティングのレコーディング機能はとても便利ですが、注意点もあります。そこでレコーディングする際の注意点を2つお伝えします。
(注意点①)プライバシーポリシー
ミーティングをレコーディングする際は、必ず参加者に録画していることを伝え、許可をもらいましょう。無断撮影・許可なくネット上に公開することは、法律上、禁止されています。
ホストと参加者との間で、撮影・共有について事前に決めましょう。
(注意点②)ミーティング終了を忘れずに
ミーティングの内容がレコーディングされているかを確認したうえでミーティングを終了しましょう。
以上、ミーティングをレコーディングする際の注意点2つでした。ぜひ参考にしてみてください。
Zoomのブレイクアウトルームの設定方法
概要
ブレイクアウトルームは、Zoomミーティングを最大で 50 の別々のミーティングルーム(Zoomの表記ではセッション)に分割することができます。ミーティングのホストは、ミーティングの参加者を、これらの別々のミーティングルーム(セッション)へ自動的にまたは手動で分割することを選択できます。そして、ミーティングルーム(セッション)をいつでも切り替えることができます。
- 最大で 50 のブレークアウトルームが作成可能
- 1つのブレークアウトルームに最大で200名の参加者
(大規模ミーティング200アドオンが必要)) - ブレークアウトルームの参加者には完全なオーディオ・ビデオ・画面共有機能を提供
注意: 2017 年 11 月 4 日以降、Zoom機能に階層設定が利用できるようになりました。これまでに設定したブレークアウトルーム機能の設定は、これからも同じ方法で動作します。管理者の変更は、この設定を使用するミーティングやウェビナーに影響する場合があります。
前提条件
- 会議の主催者
- Zoomアプリケーションでバージョン 3.5.31149.1102 以降が実行されていること
注意:Zoom Rooms、 H.323、SIP デバイスはブレークアウトルームに参加することはできません。ただし、メインルームをこれらのユーザー向けに代替セッションとして使用することはできます。
ブレークアウトルームを有効にする
組織のすべてのメンバーにブレークアウトルーム 機能を有効にする方法は以下のとおりです。
手順1.会議の主催者が下記Zoom Webポータルにログインします。
https://zoom.us/signin
注)アプリからでは現状、ブレークアウトルームの設定変更が出来ません。
手順2.[個人・設定]をクリックします。 [ミーティング]タブの 「ミーティング内(詳細)」オプションに移動して、「ブレークアウトルーム」設定が有効になっていることを確認します。
設定が無効になっている場合はスイッチをクリックして有効にします。
手順3.設定完了後、Zoomのアプリに戻り、「ブレークアウトルームセッション」アイコンが表示されたかどうか、確認します。
手順4.ブレークアウトセッションを分けます。
教員側
①ブレークアウトセッションをクリックします。②各学生をセッションごとに割り当ててください。③割り当てが確認ができましたら、④[すべてのセッションを開始]をクリックしてください。
学生側
画面にブレークアウトセッションの招待の表示がでます。[参加]をクリックしてください。
退室するときは画面右下の[ルームを退室する]をクリックしてください。メインセッションへ戻ります。